海外に1年以上滞在する場合の準備すべきこと 住民票は?年金は?

「海外に長期滞在する際、日本の住民票や保険などの手続きはどうすればいい?」

「海外転出届って出したほうがいい?メリットは?」

 

初めて海外に長期滞在される方は、まず何をすればよいのか戸惑いますよね。
海外に1年以上 滞在する場合、様々な手続きが必要だとされています。
そこで、実際に私がした海外渡航前の手続きを解説します。

住民票:海外転出届の提出

海外赴任・旅行・出張などで1年以上、海外に出る場合は海外転出の届が必要とされています。
ただ、住民票を残しておく場合と、転出届を出す場合とでメリット・デメリットがあります。

海外転出届を出した場合、日本の行政に海外滞在時の住民税・国民年金・健康保険を納める必要がなくなるため、滞在先の税金と2重払いにならなくて済みます。

住民票を残した場合は、それらを納めなければいけませんが、国民年金は老後のための保険として、そして健康保険は日本に一時帰国したときに使えるなどのメリットもあります。

 

何年滞在するかにもよって選択は変わってくるかと思いますが、

「3ヶ月で帰ってきちゃった♡」

逆に

「1年のつもりで海外に行ったけど、意外と居心地が良くて居ついてしまった」

…なども有り得るので、海外転出届は出しておいて良いでしょう。

 

あおこ
私は国外転出届を出していきました。お金なかったし…

国民年金

国民年金海外転出届を出した場合、払う義務はなくなりますが、日本国籍であれば任意加入することはできます。
任意加入しない場合は、もちろん老後に受給できる金額が減ります。

参考:日本年金機構「国民年金の任意加入の手続き(日本の年金制度への継続加入)」

 

年金については常にいろいろ論争がありますが、

16,410円(令和元年度)×12か月=196,920円

老後のために、1年で196,920円を高いと感じるか、安いと感じるかではないでしょうかw

健康保険

海外転出届を出すと、保険加入は継続できず、海外滞在期間は健康保険料を支払う義務はなくなります。よって、被保険者としての資格を失うため、海外就職の方は現地の健康保険、ワーホリや旅行の方は海外旅行保険に入ることになります。

あおこ
入らないと100%自腹です。海外の医療は高額なので注意!

海外転出届を出さずに住民票を残しておく場合は、保険料を支払い続ける義務がありますが、海外での怪我や病気で現地の病院へ行った場合、日本国内で治療を受けた場合を基準として計算した額から自己負担分を引いた額が支給されます(海外の方が金額が低い場合はそれを基準とします)。

帰国後の申請となるので、現地では一旦、全額負担しなければならないのと、日本国内で保険適用されない治療は対象にならないので注意してください。

あおこ
私は韓国では会社の健康保険、オーストラリアでのワーホリ中は海外旅行保険に入っていました。

住民税・その他税金

住民税は昨年度の所得によって徴収されるため、海外渡航前に全てまとめて納税しておきましょう
滞納しても利子で泣くことになるので、いいことはありません。

住民税は会社を退職して無職になろうが、逃げられない税金なのですが、毎年1月1日に住民票がある市区町村にて支払いが決定するため、例えば、10月に会社を退職して、12月中に海外に転出してしまえば、この年は住民税を払わなくてもよいことになる…(というか、請求先がない状態)。

あおこ
これは試したことがないので自己責任で…

マイナンバーカード

海外へ転出する際は、マイナンバーカード・通知カードの返納が必要です。
カードはナンバーを把握するために還付はされるので、日本の自宅に保管しておきましょう。

尚、国によってはマイナンバーが必要になるところもあるため、コピーか写メを取っておくと良いです。

パスポート更新

パスポート更新海外滞在中でも在外公館(大使館や領事館)で手続きは可能ですが、大使館や領事館が近くにない場合もあるので、期限が1年を切っている場合、日本で更新しておいた方が良いでしょう。

海外滞在中にパスポートが切れる場合は下記から必要書類や在外公館の場所などを確認しておくと安心です。

 

参考:外務省「日本国内及び海外でパスポートに関する申請手続きに通常必要な書類」

 

航空券の予約のタイミングとパスポート更新期間は計画的にスケジューリングしてください。既に航空券を予約しているのにパスポート更新すると旅券番号が変わるので、空港行ったら飛行機に乗れなかった、なんてことにならないように…。

運転免許証

海外(条約加盟国)で運転する予定のある人は国際運転免許証を取っておきましょう。
使用するときは日本の運転免許証とセットで携帯しておいてください。

尚、日本の運転免許証の更新がある場合は日本に帰国しなければいけません。更新期間に帰国できない場合は特例として、更新期間前に更新できます。

参考:警察庁「海外滞在中で日本の免許をお持ちの方」

あおこ
私も一度、免許更新のために帰国しました。放置して失効した同僚もいるので注意!

歯の治療

歯の治療がある場合は日本で済まして行きましょう。海外では歯の治療は高額になります。

ちなみに私は疲れがたまると痛みが出るので、それが怖くて親不知4本とも抜いていきました…(歯医者には将来ブリッジできなくなるかもよ?とは言われたので、自己判断でお願いします…)

 

親知らずを4本全て抜いた話はこちらから→親知らずは抜くべきか 海外長期滞在前の準備

クレジットカード

一枚も持っていない方は作っておきましょう。できれば2枚あると盗難時に困りません。

会社員の方は、退職前に!まだ学生だという方も、学生向けのカードを作っておいてください。

日本だとJCBを使っている人も多いですが、海外に行くと使えない場合があります。ですので、世界シェア率の高いVISAかMasterCardで作っておけば、まず困ることはありません。

あおこ
クレジットカードの引き落とし用に銀行の残高を確認しておいてくださいね。

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海外渡航前の準備まとめ

海外渡航前の準備一番悩ましいところが、海外転出届を出すか出さないかだと思います。

ぶっちゃけお財布的に税金面で負担を軽くできるので、海外転出届は出しておいた方がメリットが大きいです。

健康保険は代わりになる現地の保険や海外旅行保険があるので、歯に不安がある方や持病がある方以外は気にしなくて大丈夫です。
年金に関しては、考え方が大きく2つに分かれますが、任意加入ができるので、悩むポイントではないかと。

海外転出届を出した場合住民票を残した場合
健康保険継続加入はできない

○ 国内の保険料の支払い義務はなし
× 海外での治療分は支給されない

継続加入が必須

○ 申請すれば海外での治療費の一部が支給される
× 海外滞在中でも保険料の支払いが必要

国民年金加入義務はないが、日本国籍であれば任意加入が可能

○ 任意加入すれば老後の年金額が減らない
× 任意加入しない場合、支払わない分は受給金額が減る

継続加入が必須

○ 老後の年金額が減らない
× 海外滞在中でも支払いが必要

海外渡航前の手続きは一見ややこしい様に見えますが、役所に行けば窓口で教えてくれますし、手続きはすぐ終わるので、それほど難しく考えることはありません。

せっかく海外に行くのだから、立つ鳥、跡を濁さずですっきり気持ちよく旅立ってくださいね。

 

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